人民元は固定相場制。自由に値動きできるわけではない

By: jonprc

日経平均の寄り付きは、-88円の20632円。前日の東京時間では人民元が切り下げられたことで下げ幅が広がる展開になりました。私にとって人民元は眼中にない通貨だったので、非常に驚きました。インターネットで調べてみようと思いました。中国の通貨であることはわかっていたけど、切り上げ、切り下げって何?って全くわからなかった。

為替相場で私たちがメインに取引している通貨は1日の変動幅が決められていないので、自由に動くことが出来ます。リーマンショックのときなんて多いときで1日7円の変動が豪ドル円でありました。このように大幅変動が許されている変動相場制だからです。メリットとしては上限と下限が決められていないので自由です。

参加者が売買することでレートがどんどん動いていきます。一方、人民元は固定相場制を採っています。固定相場制は、1日の変動幅が決められています。これ以上動くなよ!と縄でくくられている状態をイメージすると分かりやすい。非常に窮屈だということです。こちらはリーマンショックの時の豪ドル円のような大きな変動はできないようになっています。

変動相場制のように動きたい放題できるということはありません。為替操作をするのが通貨当局で、常に一定のレートを保つようにしています。人民元は固定相場制で非常に窮屈です。レートは参加者が決めているわけではありませんから、通貨当局の意思によってレートの変更を余儀なくされます。今回は切り下げられましたが、過去に人民元は切り上げもありました。そこで私は疑問を持ちました。

切り上げと切り下げがあるけど、それぞれどんないいことがあるの?切り上げの場合、外国から商品を仕入れる輸入に有利になります。しかし、外国に商品を販売する輸出は不利になります。切り下げの場合はその逆だと考えればいいです。今回の切り下げに至ったのは8月8日に発表された中国輸出の減少が背景です。つまり、切り下げることで輸出を有利にしたいという願いがあります。

コメントを残す